一般社団法人部分隔離協会

協会の概要

▶ 部分隔離協会の主旨

部分的あるいは局所的に汚染域を隔離して洗浄・除去する事で従来にない優れた機能により様々な場所で活躍しているのが部分隔離工法です。扱われる環境から同時に疾病問題という重い責任を背負ってこの世に誕生しました。
従来の全体隔離による作業環境では従事者は、汚染した高濃度域で活動する事から、ばく露、被爆、熱中症と闘う事になります。
それらと比較して明確な抑制効果が期待できる部分隔離ですが残念ながら工法の普及なくして従事者の環境改善は期待できません、そんな中、従事者（工事会社）・発注者・メーカーの三者が協力する事で部分隔離協会が誕生いたしました。
専門工事会社は若い労働者の将来疾病を案じて、発注者は将来の疾病リスク対策を講じ、メーカーは被爆や汚染抑制に関するノウハウ等を十分に提供する事により過酷な仕事に従事する方々の”将来の疾病リスクゼロへの取り組み”を部分隔離協会を通じて支援したいと考えました。

現在、国内海外における部分隔離製品の供給企業は日本と米国のみと認知度も低い事から発展途上の、この製品の正しい理解と性能を十分発揮できる従事者の育成が普及への第一歩と考え東西に研修センターを設けました。
部分隔離は経済効率の優れた工法ですが、これからの社会は環境と安全にも優秀であることが普遍的な流れとなってきており、部分隔離と協会は時宜にかなった取り組みを展開することで、社会に貢献していきたいと考えます。厚い信頼にお答えするためにも、より一層業務に精励致したく存じます。
どうか今後とも、変わらぬ御愛顧のほど、お願い申し上げます。
敬具

平成23年4月1日
一般社団法人　部分隔離協会　
第二代　代表理事サイン

代表理事、任期満了に伴う改選のお知らせと理事改選のお知らせ。 pdf

目　的

第３条　当法人は、有害物質等の代替、除去、洗浄などの危険を伴う作業の従事者が汚染域に入ることのない環境下で作業することにより従事者のばく露及び被爆等の健康障害を防止するために有効な局所的な隔離方法である部分隔離の普及を図ることで、従事者の安全衛生、生産性向上、環境配慮に資し、これをもって社会に貢献することを目的とする。